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July 16, 2005

「タカダワタル的」

『むかしゃ、新橋のガード下、ピカピカ一枚握りしめたら、魔法が使えたもんだ』

安吾は確か、こう言ってた気がする。
そして今日も僕は、魔法のあわいを味わっている。缶ビールたった2本で。

ひとり身のせむし男が、週末の夜に、酒場にも行かずに呑む酒も、まんざら悪くない。
十年前、気でも狂ったかのように聴いてたのは、やっぱりビートルズで、パスト・マスターズは良い。

魔法が解けるのがヤなもんだから、次のボトルに手を伸ばす。
まだ酒の味もわからないティーンの頃に、失恋を紛らして呑んだヤケ酒の苦い味なんて、もう舌先にすら残っていない。
酒が美味いだなんて言いたくないけど、随分、遠いとこに来ちゃったのかもね。

渡さん、今日は何処で、飲ってるのかな。

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