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September 05, 2004

立ち技コンサル、寝技コンサル

日本オリンピック史上100個目の金メダル、自身3個目の金メダル。いやあーー柔道の野村選手は、本当に凄いんだなあ・・・と、いまさら笑われそうな感想の今日この頃です。
後にも先にも高校の授業以来、柔道着なんて着たこともないわけですが、受け身ひとつ取れない(体育教師からは、「豆腐の崩れたような様」と罵られていました(汗))自分としては、ひとをああやってブン投げたり、押さえつけたり、ときに落としたり、いやあーもう異次元人の出来事のようにも思えます。

さて、柔道によらず格闘技の世界では、「立ち技は才能、寝技は努力」という風に捉えられているそうですね。

ふっと思い当たるのは、コンサルタント仕事の中でも、実はそういう観点に近いものがありまして。
いわゆるプランナーと呼ばれる方々に近いコンサルなんかがそうかも知れませんが、とにかく、一発勝負どころで強いコンサルタントってのが居るように思います。いざ重要なプレゼンや提案事に至ったとき、とにかく瞬発的に相手を魅了する話術と表現力の限りを尽くして、仕事を取ったり収束させちゃうようなタイプの方。その、華麗かつ一撃でキメる様は立ち技にも喩えられるかも知れません。
一方で、いわゆるプロセス・コンサルタント(クライアントスタッフと一緒にチームを構成し、改善策を検討するコンサルタント)に多いように思いますが、相手との関係形成の中でじわじわと納得感や方向性を見出し、成功に近づけていくタイプも居ます。こういうとき、必ずしも一発勝負では事が決まりませんが、議論検討の慎重なステップ設計や、説得のための外堀からの埋め方(ある意味でのポリティクス)などが要求されます。なんとなくですが、寝技に喩えられるような気もします。

しかし、実のところは、二値的な問題では無いんでしょうね。冒頭の野村選手を思い返せば、彼は立ち技の華麗さもさることながら、寝技もまた物凄い。いわゆる、「立って良し、寝て良し」なオールラウンダーなんですよね。天才にして、なおかつ努力を要して寝技も獲得したということなのでしょうか。。
天才などという呼称とは全く以って縁の無い自分ですが、それでも、「立って良し、寝て良し」にはひとつの憧れの姿があるように思います。少なくとも、いつまでも、崩れた豆腐のままでは居られませんから。(爆)

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Comments

こんにちわ~。

立って良し、寝て良しのオールラウンドプレーヤーには憧れますね。

先日、TVで明治大学の応援団を取材した番組がありました。
その名も『時代遅れの応援団』。
私ももう20年近く昔ですが、箱根駅伝の応援に借り出されたことがあって懐かしかったです。
応援団ってすごいんですよ。
自分達の我をすべてを捨て去ることによって、観客を盛り上げ、ひいては選手を勝たせると言うちょっと回りくどいやり方なんですが、とにかく奇跡のパフォーマンス集団なんです。
あのやり方は日本人独特なような気がしますね。
あぁ、ちょっと自分にはまねできないなと思いました。

Posted by: mikio | September 06, 2004 at 01:59 PM

>mikio様
コメントありがとうございます!

応援團ですかぁ・・・なるほど、自分にもあまり縁があるわけではないですが、mikioさんご指摘のように、「我を消す」という美学には何かしら、日本独特のエンターテイン感覚があるのでしょうね。。

今回は演技者(選手側)としてのコンサル論を生意気にもぶってみたつもりですが、観客視点・応援視点という視点を変えてみると面白いかもですね。。

こんどゆっくり考えてみます。

Posted by: かどぅ | September 06, 2004 at 02:45 PM

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