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September 04, 2004

Don't trust over...

マーク・ボランは、「ぼくは30歳になる前に身体がバラバラになって死ぬだろう。パリで魔女に予言されたんだ」と言っていた。マークは30歳を迎える2週間前、自動車事故でこの世を去った。

最近友人が三十路を迎えたが、同様にもうすぐ二十代に終わりを告げようという僕も、なんだか奇妙珍妙な気分だ。三十代はもっと遠いもので、もっともっとオトナになるもんだと、昔は思っていた。さて、、

"Don't trust over thirty(オトナを信じるな)"ってなコトバもあるけど、ほんとにそうかな?

いや実のところ、思い返せば僕は決して、純粋で無垢な子供では無かった。
子供がまっすぐで正直で素直でけがれ無いなんて嘘っぱちだ。あの頃すでに僕は、企んだり、謀ったり、曲がったり、ひねったりしてた。オトナに気に入られるために、下手糞で卑屈な純粋さを磨いてたような気がする。
きっと、皆さんも、そうだったでしょう?

だけどこの年になってようやく解ったのは、形にならない想いもオトナになるにつれて純化することがあるし、諦めや挫折はあってもそれを美しく糊塗することで、本当の美しさに到ることがあるってことだ。付き続けた嘘の数だけ、報われることだってあるんだ。
でもひとつだけ思うのは、オトナこそ理想を知らねば、言わねばならない存在なんじゃないかな、ということ。現実は往々にして理想を凌駕する説得力を持つけど、それでもなお、理想は大事だということ。コドモは現実を受け入れることでオトナに近づくのかも知れないけど、オトナを動かし続けるのはシビアな現実だけでは窮屈になってしまう。
オトナにこそ、理想を。

"Don't want to be thirsty-thirty(乾いたオトナには成りたくねえ)"って思う。

テレビのキャスターは、したり顔でこう言った。「ちょっと大人げない行為ですね」
バカ言っちゃいけない、大の大人だからオトナ気ないことがやりたくなるんだ。オトナが無邪気になる気持ちが、何事かに陶酔する気持ちが、コドモなんかに解ってたまるかよ!

さーて、カウントダウンは始まった。あの電柱の先には、誰が隠れてるのかな?

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Comments

もうすぐ30才なんですかぁ~。(遠いまなざし、、、)
おめでとうございます!
わたしはもうそこは数年前に越えましたので。。。

>形にならない想いもオトナになるにつれて純化することがあるし、諦めや挫折はあってもそれを美しく糊塗することで、本当の美しさに到ることがあるってことだ

なるほど。そのとおりですね!
歳を取ることによって、そういった多義性を無理なく理解したり受け入れられる容量が増えればいいなぁ、と願っているのですが、実際は筋トレみたいに努力しないと難しいみたいですね~。歳取ると柔軟性も落ちるし~。やっぱり才能+努力なのかなぁ。。。

何はともあれ、カッコいい大人にはみなきっと薄っぺらなお題目みたいな「理想」ではなく、現実に裏打ちされた力のある「理想」があるのでしょうね。
・・・ 精進したいと思います。 ではまた!

Posted by: たま | September 06, 2004 at 12:21 AM

>たま姉さん、コメントありがとうございます!
(急に「姉さん」になってるし・・(爆))

妙な老練さが増す中で、それと引き換えに最近、感度・感性が鈍くなっていくのではという危惧もございます。たまさんの仰るように、「努力」だいじかも知れませぬ。

そして、その努力をドライブし続けるのは、
>現実に裏打ちされた力のある「理想」
なのでしょうね。今はそういう気がしています。

わたくしもカッチョいい大人になるべく、精進の決意を固めつつ。今後とも、よろしくお願いします。

Posted by: かどぅ | September 06, 2004 at 01:32 PM

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