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July 28, 2004

反逆の関西、或いは魂の陣取りゲーム

仕事がら出張が多く、週に2・3日は東京を離れている。
1回や2回であれば軽い観光気分にも浸れるのだろうが、毎週のように出張ともなると事情が違う。週明け早々の東京駅ホームに立った瞬間、既視感ある光景がシミュレーションされ、狭い脳裏を縦横に駆け巡ってしまう。正直に言えば、やや萎えかねないような、そんな気持ちもあながち嘘ではない。

さて、出張先は、これがまたちょうど東京と大阪の境目、名古屋。
関東と関西の、どちらの文化をも融合しうる地の利を有しながら、なおも独自の進化を遂げたこの街は、ある意味で異形の街ともいえる。(名古屋にゆかりのある方、ごめんなさい!!)ま、名古屋の面白さはまた別の機会に譲るとして・・・。

「出張はやや萎えの気持ち」と先述したが、そんな中、心密かな愉しみがなくも無い。げに、人間とはあくなき、快楽を消費する動物だと我ながら思う。それは一言で言えば、

                   TAKAJIN

である。そう、やしき・たかじん(55)。

東海圏は、関東と関西の熾烈な、文化的綱引きに遭っている。だが、深夜に名古屋で放映している番組を見ると、もう、大阪の勢いのすさまじさが分かる。ほんまに。そして、その代表選手は、「たかじん」の番組というわけだ。

たかじんくらい、東京圏と関西圏での露出の違いのあるタレントは居ないだろう。
彼自身、東京には数年に一度くらいしか来ない(し、来たくもないそうな)んだが、それがまた彼の希少性を増している。僕は名古屋の夜にたかじんを見ると、ただそれだけで、心酔わされてしまう。

凡百の当たり障りない東京のテレビ司会者は皆すべからく、たかじんを見習うべし。
番組の大半を『ピー音』が占めてても構わない。1回の番組で指し棒を3度折ってもいい。『宝塚のおばちゃん』で童貞を失ったあの日の思い出を、自虐たっぷりに話してもいい。
そういえば今日は、7月28日。「なにわの日」と言うそうな。

・・・僕の魂は、既に、陣取られたようだ。

takajin.JPG

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