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March 26, 2004

鋭いご指摘

マーケティングとは?ブランドとは?:三酔人経綸問答

よっしーさん、色々とご洞察、ありがとうございました。

中江兆民がこの作品を書いたのは、明治の中期ですが、いまでもなお、生き生きとこの時代の雰囲気と切れ味鋭い理論を残していることには、ただただ驚きです。

>明治時代以降の富国強兵政策を考えると、
>結果的には豪傑君の流れで進んでいったものの、
>結局、失敗し、戦後は洋学紳士の道を進んできたということなんでしょうか?

結果として失敗かどうかはともかく(というのも、日本が戦争で負けたのは一度だけで、その前の日清・日露戦争・第一次大戦は日本は「勝ち組」なわけですし・・・)、よっしーさんの仰るとおり、日本は豪傑君の道を辿ったのは確かですね。そして、紳士君的な強力な理念としての平和憲法が持ち込まれたわけで・・・。

>あと、ここで南海先生が言っている「回復の民権」と
>「恩賜の民権」も面白いですね。
この部分は原本では「この文章はいささか自慢です」と兆民自身が書いている箇所です。わたくしの稚拙な要約よりも、原本はほんとうに面白く目の覚めるような議論を展開しております・・。

よっしーさんのご卓見の通り、日本は伝統的に「恩賜」に頼ってきた部分が極めて大きいです。勿論、その全てが悪いというわけではなく、むしろ優秀なテクノクラートとしての官僚や見識ある政治家に支えられてきて、それなりに誤らずに「恩賜」し続けてきたことがここまでの成功を導いたのでしょう。
しかし現在のように密接に、経済と政治と文化と、、が結びついた時代では、「総力戦」が求められ、市民の側から積極的に「回復」をしなければ、さらなる発展は望めません。
「お上」発想を止めて、「恩賜」から「回復」に切り替えるということ、すなわち、我々市民の側も「お上に頼らない」で回復を行なうことが、望まれているのかも知れませんね・・。

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